深い音楽を奏でるために
仕事のやりとりをする上で、成功者と失敗者の違いは明白だ。
1、相手にどんなメリットがあるかを考えた上で、自分のメリットを考える
2、自分にどんなメリットがあるかを考えた上で、相手のメリットを考える
文章にするとあまり違いはないように映るが、実際のビジネスでは大きな違いを産む。
ビジネスでは「1」のスタイルが重要。
人のつながりってお金じゃ買えない。
人が喜ぶ顔を想像するから、仕事は楽しくなるし、そこに無限のつながりが生まれる。
これって音楽制作とも似ているかも。
現在、大谷英梨子のCDを制作中ですが、CDを制作している時は
この曲ができたら、この子の人生はどう変わるかな、とか、
この曲を通して、誰かの人生を励ますことができるかな、とか
色々なこと考えてます。
そう言えば、たまに「俺の激しいピアノを聞け!!」的な人がいますが、未だにその気持ちがよく分かりません。
「こんなに難しい曲を弾けました!すごいでしょ?」って言うのもよく分からない。
僕はそんなにテクニックはありませんので、すごい曲を弾く人を単純に「すごいなあ」とは思いますが、その難しい曲の先に何を見据えているのかが伝わってこないことが多い。
「あなたのピアノの先に何があるのさ」と言いたくなる。
あるバーで弾いてくれたマスターのピアノは心がこもっていた。
マスターの「この曲は、誰かが悲しい思いをしているときに送るのさ」という一言。
マスターのピアノは少し不器用だったけど、心に響く深い音を感じた。
「音楽をどう聴くかはその人次第」という言葉もあるけど、決して忘れてはいけないのは、「制作には目的が必要」だというとです。
誰かの人生や心を動かしたいという目的が無いと、深い音楽って奏でられないんだと思う。
そこには技術も、演奏歴も関係ない。、
音楽以前の心の問題かもしれない。
毎日必死で練習して、その演奏でいざ人の心を動かせるかと言うと、そううまくはいかない。音楽って、日常から生まれるものだから。
あるライブで、「皆さんが感じた通りに聴いてください」というコメントをしたアーティストがいた。
意味不明である。
「曲に込めたお前さんの気持ちはどうなのさ??」と心の中で突っ込んでみた。

