人間は、自分に自信がある分野では恐るべきパワーを発揮します。
英単語を覚えるのが嫌いな子が、ゲームに出てくるアイテムの名前を
人より覚えていたり。
今回は身近なネタとして、「ゲーム」を使った効果的な英語の学習法を
取り上げてみましょう。
ポイントは
1、よく使う・興味のある言葉を、英語で書いてみる。
(例、スターウォーズ→Star Wars)
2、英単語を覚える時には、知っている派生語をとりあえず考える。
例えば『ドラゴンクエスト』っていう言葉。
日本では知らない人はいないであろう、有名なゲームのタイトルです。
でも、この言葉の意味が分かりますか?
英語で書くと『Dragon Quest』ですね。
『dragon』は、名詞で「竜、ドラゴン」ですよね。これは簡単ですが、
『quest』は、名詞だと「探索、探求」、
動詞だと「探す」という意味なんです。
つまり『ドラゴンクエスト』は『ドラゴンを探せ』ってことなのです。
「ドラゴンクエスト」という言葉は知ってても、
そのタイトルの和訳を知っている中学生は少ないような気がします。
でも、この文章を一度読んだら「quest」の意味を忘れないでしょう。
それは『興味がある分野』に関連する事だからです。
「なるほど〜、よし「quest」を覚えたぞ!」
とここで終わってはいけません。
せっかくなので、派生語を考えてみましょう。
○クエスト、探す・・・・・
○似たような言葉ってあったかな・・・・
○あ、クエスション(問題)って、仲間の単語じゃないのかな?
という感じです。
『question』は名詞で「質問, 疑問」という意味なのです。
これで『question』という単語も覚えられました(^^)。
このように、「この単語って、派生語があるのかな」
とまず、考えてみるところから始めるのです。
思いつかないときは、辞書をひいてみましょう。
おそらく同じページに派生語がゴロゴロ載っているはずです。
でも、それは無理して覚える必要はありません。
でも一応、目は通してみてくださいね、軽く声に出すと尚良しです。
自分では覚えたつもりがなくても、体が覚えているでしょう。
ちょっと難しい話をしますね。
考える作業というのは、非常に大事な作業です。
「考えた」という作業が、「動作の記憶」として焼きつくため、
その単語についてド忘れする、ということが劇的に少なくなるんです。
これは本を必死で覚える、叩き込みの記憶法とは、明らかに違います。
しかも、叩き込みの記憶法より、ずっと楽しいものです(^^)。
せっかくなので、他のゲームでも別例を。
『ファイナルファンタジー』→『Final Fantasy』
『final』は、「最終の」「決定的な」という形容詞です。
『fantasy』は、「空想」「幻想」「奇想」などという意味なのです。
ちなみに、「final」という言葉は派生語の多い言葉ですね。
音楽で言うと「フィナーレ(finale)」など。
あ、「ファイナリスト」という言葉も、スポーツでよく使われますね。
こんな風に、その単語の派生語も一緒に考えるんです。
決して「頭に叩き込む」という意識で覚えるのはいけません。
そして「テストに出る単語だけを覚える」という意識もいけません。
受験で受ける試験は最終的には「大学試験」ですよね。
大学試験では、出題される単語には限度がありません。
つまり、何でも知っていれば損はないのです。
興味のある分野の単語を覚えるだけでも、数百の単語を覚えられる
でしょうし、そうすることで、暗記のコツもつかめます。
興味のある分野ですから、人よりも優位に立ったという満足感も
得られますよね(^^)。
ちなみに、受験生にお勧めのゲームは「ドラゴンクエスト」よりも
「ファイナルファンタジー」です。
出てくる敵の名前や、魔法の名前は英語をベースに作られています。
例えば、ゲームには魔法が出てきますが、
「ファイア(fire)」は名詞で「炎」
「サンダー(thunder)」は名詞で「雷」です。
ちなみに、よく「サンダー」を稲妻と言う子がいますが、
稲妻は「ライトニング(lightning)」なんですね。
昔、アニメの「聖闘士星矢」に「ライトニングサンダーボルト」
という技がありました。あれは、
「稲妻・雷の電圧(volt)」という、とんでもない技だったんです(笑)
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